妊娠から出産まで③
塩分は気にして控えていましたが、まさか妊娠糖尿病の負荷検査で引っかかるとは思ってもいなかったので、再検査になった時はショックが大きかったです。
再検査の日まで、妊娠糖尿病の事をネットで調べまくり、再検査は大体大丈夫な事が多いという意見が多かったので、それを信じて祈るばかりでした。
そして再検査を受けて、結果がわかるのは次の検診なので、まだ安心できず早く結果を知りたくて、1日1日がすごく長く感じました。
なるべく考えないように過ごし、やっと検診の日がきました。
いつもは検診の日が来るのが嫌でしたが、この時だけは待ち遠しかったです。
結果も”そんなに引っかかる人もいないみたいだし、多分大丈夫だろう”と、なんとなく思っていました。
旦那も「遺伝とかの影響が大きいみたいだし、親戚中誰も糖尿病じゃないんだし大丈夫だと思う」と言っていました。
そして先生が「この前の検査の結果ですが、全然問題ないんですが」
私「よかったぁ」
と言った後に
先生「ちょっと少し注意するところが・・・」と言って
私「え?」
先生「糖尿病ではないけど予備軍と言いますか、妊娠糖尿病って言うんですが」
私「・・・」
今までマイナスな事を考えがちでしたが、この時が1番気持ちがどん底まで落ちた瞬間でした。
”先生、全然問題なくないじゃん!問題ありありじゃん!一瞬安心した私がバカだった!”
ショックでその後の先生の話があんまり頭に入りませんでした。
その後も旦那に報告し、励ましの言葉をかけてもらったと思うのですが、正直よく覚えていませんでした。
”これからどんな生活になっちゃうんだろう。入院しなきゃいけないのかな・・・”
ネットで妊娠糖尿病の事を調べまくった時に、入院するって話がたくさん出てたので、”私も入院か”と落ち込んでいましたが、なぜか入院はせず、眼科を受診するよう言われたのと栄養士さんと話をしただけでした。栄養士さんもすごく優しくて、「あなたの場合、HbA1cが低い方なので、99%は大丈夫だから少し食事を気にするだけで大丈夫」と言ってもらえて、それまでの不安な気持ちが一気に吹き飛び、気持ちがラクになりました。
私が検査で基準値を超えてたのは、空腹時・1時間後・2時間後の検査の中の1時間後の数値だけでした。
検査結果が出た日から栄養士さんと話す日までの食事内容を、メモして持ってきてくださいと言われていたので、持って行って見てもらった時、すごく褒められて更に元気になりました。
褒められて伸びるタイプなので。笑
ネットで調べまくって、いろんな人の経験を参考にさせてもらったおかげです。
そして血糖値の上がりやすい食べ物や食べ方などを教えてもらい、特に言われてないけど、何となく6回食にしてみました。
すると体重が若干減り、結果的に出産前で+4kgにおさまりました。
食べる回数が多いのに体重は減るので、本当に不思議ですよね。
そして37週を超えていよいよNST検査です。
初日は異常なしでしたが、2日目の時から結果が少し気になるとの事で、念のため次の日もモニターをしました。そしてまたすごく悪いわけじゃないけど心配なので・・・と言われ、その次の日も。先生はかなり慎重なタイプと病院のクチコミなどで見ていたので、そこまで心配していませんでした。
結局3日連続でモニターをして、3日目で大丈夫と言われ、出産日まで病院に行かなくて済みました。